これまでPlus screeningによって何度も紹介されてきたヨハン・ルーフの特集上映が7月5日、同志社大学寒梅館にて行われます。
現在、日本で滞在制作を進めているというタイミングでの上映なので、監督も京都に来てトークをします。トークの相手はこれまでヨハンの作品を紹介し続けてきた牧野さんです。
彼の作品はどれも知的でクールで野蛮でかっこいいです。シンプルなコンセプトの立った作品が多いですが、観ることに対する批評性をビシビシと感じます。
先月東京に行ったときに少しだけ会いましたが、彼自身は育ちの良さが眼を見ればすぐに伝わってくるようなやさしい人柄でした。
映写技師をしていたそうで、オーストリアでの「ヘイトフル・エイト」の70mmを映写したと言っていました。
そんなヨハンからウィーンのお土産としてもらったパンプキンシードオイルがとてもおいしかったので、みなさんぜひともヨハンの上映に駆けつけて、さらにパンプキンシードオイルを探して買ってみてください。オーストリアではポピュラーなもの(?)らしいです。
ということで、7月5日の上映の詳細です。
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恍惚とした知覚 ~ヨハン・ルーフを迎えて
7月5日(火) 同志社大学寒梅館クローバーホール
音楽の都、ウィーンを代表する映像作家ヨハン・ルーフ。映画製作のために日本に滞在している監督をお迎えし、特集上映とトークを開催。
またゲストとして、以前から彼を日本に紹介し続けてきた映画作家牧野貴さんもお迎えします。
革新的な作品を次々に打ち出しているお二人による、クリエイティブな一夜をお楽しみください。
■ ヨハン・ルーフ Johann Lurf
1982 年オーストリア生まれ、在住。ウィーン美術アカデミー及びロンドンで絵画を、その後ハルーン・ファロッキの映画クラスにて学ぶ。卒業後、映像作品やインスタレーションなどを制作するかたわら、映写技師の仕事も行なう。短編『Vertigo Rush』(2007) がロッテルダム映画祭(2008)に出品されたのをはじめ、作品は世界各国の映画祭や美術展で上映、多くの賞を受賞している。
■ 牧野貴 Takashi Makino
映画作家。1978 年東京生まれ。日大芸術学部映画学科卒業後、単独で渡英、ブラザーズ・クエイに師事。フィルム、ヴィデオ を駆使した有機的な映画を制作。またジム・オルークなどとの多岐にわたる共同作業においても、世界的に高い評価を獲得し、世界各国の映画祭や美術館などで上映されている。2009年には上映組織「+」(プラス)を立ち上げ、日本で紹介されない映画作品を上映している。
◆ スケジュール ◆
17:30 開場
18:00 第1部 ヨハン・ルーフ監督作品(3 本)上映&監督による解説
18:50 第2部 ヨハン・ルーフ監督作品(4 本)上映&トーク ゲスト|ヨハン・ルーフ、牧野貴
◆ 上映作品(全作ヨハン・ルーフ作品) ◆
[Twelve Tales Told] 2014 / 3’
[(untitled)] 2003 / 3’
[Endeavour] 2010 / 16’
[EMBARGO] 2014 / 10’
[12 Explosions] 2008/ 6’
[RECONNAISSANCE] 2011 / 5’
[VERTIGO RUSH] 2007 / 19’
◆ 料金 ◆
1000円均一 ※同志社大学学生・教職員(同志社内諸学校含む)無料
お問合せ 同志社大学今出川校地学生支援課 075-251-3270
主催 同志社大学今出川校地学生支援課
共催 [+]
日本でどういう作品を作るのか、楽しみです!!!