11/30
岸野さんと昼飯などで梅田をぶらぶら。出入り橋のきんつば屋であべかわ餅食べたらおいしかった。11月が終わった。
11/29
boidの社長で映画批評家の樋口泰人さんとbryter design studioの岸野さん、それからみたむーと一緒に近所の焼肉。岸野さんはセレッソのプレーオフを観に大阪に来てて、樋口さんはクアトロで爆音上映があって、みたむーはその爆音を観に行ってて、俺は家でじっとしてた。樋口さん、身体のぼろぼろ具合に拍車がかかっていてなかなかすごいことになっていた。あれでもまだ動けるんだから、基礎的な体力がすごいんだと思う。
11/28
仕事がべらぼうに暇なのでお勉強期間とすることにした。
11/27
連日あれこれやっていたので今日は少しのんびりと。髪を切った。
11/26
一週間の字幕投影ミッション完了。『スペース・バンパイア』と『キャノンフィルムズ爆走風雲録』も観た。DVDでしか観てなかった『スペース・バンパイア』はスクリーンで観るとより神々しくて、マチルダ・メイのおっぱいを拝んでいるような気持ちだった。ありがたや〜ありがたや〜。 部屋を冬仕様に模様替えした。コタツあったかい。
11/25
アサイヤスの『五月のあと』を見に行ったら中山さんと遭遇。ガーデンシネマのええ声のあの方と一緒にカレーを食った。九条のラーメン屋のカレー。『スペース・バンパイア』待ちのお客の顔がみんなめっちゃうれしそうでにこにこしてた。
11/24
レムの『ソラリス』を読んだ。タルコフスキーの『惑星ソラリス』はまったく意味不明でちっとも面白いと思わなかったけど、他者への愛や仕事へ打ち込むことについて、一度挫折しそれらの感情を失ったところから再度その感情を獲得するまでの話として面白く読んだ。さすがにすごい本だった。
11/23
『リライフ(原題”The Rewrite”)』を観た。過去の栄光にすがる落ち目の中年おじさんが本職の脚本家としての仕事がないので大学の教員という仮の仕事につくが、本職ではないので適当にこなしてしまう。そのうち適当にしていたことが自分の首をしめるようになって、、、というお話。『ラブソングができるまで』のラストの歌のようなおかしさが高まるような瞬間はないのだけど、ヒュー・グラントの困り顔というもはや伝統芸能のようなあの顔を見続けるだけで十分面白い。邦題は『リライフ』で「生き直す」ような言葉になってるけど、生き直すというような大げささではなくあくまで”rewrite”。新しいものをもう一度創り出すということではなく、今あるものを「書き直し/修正」する映画。だからすごく地味な内容なんだけど、こうした地味な内容でも一本の映画として成立させるハリウッドってやっぱりすごいわ。
11/22
『恋人たち』がとても良かった。僕たちはこの世界を居心地のいいものにするために一生懸命やってたはずなのに、いつの間にかその一生懸命さが空回りして居心地を悪くしている。一生懸命であるうちにいつの間にか自分勝手になっている。人と人とのすれ違い。そんな言葉で収まればまだ幾分安心も出来るかもしれないが、もはやすれ違う前提の交流さえもが失われてしまっているような、橋桁は壊れているのに橋はまだ浮いているような。まじめな『サウダーヂ』のような作品というとお互いに失礼な気がしないでもないけど、とはいえ似たような要素がいくつかあるので仕方ない。
大阪の選挙、やはりこうなるのか。しかし維新以外に投票しないといけない理由がよくわからないから仕方が無いような気がする。誰かが「よりマシな方に投票することが民主主義を存命させる」みたいなことを言っていて、それはまったくその通りだけど、そんな優等生的解答を迫られていったい誰が選挙に行ったり政治に関心持ったりするだろうか。そういう「投票しなきゃ民主主義が死にますよ」という遠回しな脅しの言葉とはお別れしないといけないように思う。相手はいつだって言葉を適当に扱う連中だけれど、同じクソなら触れるクソの方がマシ、なんて天秤には誰ものらないということを真剣に考えないといけない。
11/21
メナヘムゴーラン映画祭の字幕投影初日。劣化の強いプリントなので心配だったけど問題なく無事終了。これからあと五日間毎日ヌーヴォに通わないといけないなんて、どこかに勤めてる人みたいなことをちゃんとこなせるかが一番不安であります。
久しぶりに『ラヴ・ストリームス』を再見。なんともじゅわ〜っといい映画だなぁと。
11/20
ATPツアーファイナルの錦織対フェデラー戦、錦織が今期最後の試合でついに苦境を抜けたような素晴らしいプレーを見せてくれた。勝ったのはフェデラーだったけどものすごく価値のある試合だった。しかしブレイクのチャンスをたくさん作っていながらそれでもブレイクを許さず、少ないブレイクチャンスを確実にものにするフェデラーの強さよ。
11/19
メナへム・ゴーラン映画祭の字幕投影テストのために営業時間後のシネヌーヴォへ。
今回は海外から取り寄せたフィルムにプロジェクターから字幕を投影するというもの。セットアップをして試しに投影してみると、思ってた以上にきれいに字幕を読むことができた。
それにしてもヌーヴォに行くと、世の中にはこんなにもフィルムがたくさん存在しているのかということに驚く。普段はほとんどフィルムの光なんて見ないけど、ここではごく当たり前に存在してるという驚き。この日もテストが終わって僕が帰ったあとも、映写の高橋さんと田中さんはメナへム・ゴーランのフィルムをつないだり試写をしたり(アサイヤス特集もある!)と残っていた模様。僕は彼らのように自分の時間を映写に注ぐことはできないというか、出来なかったから辞めたんだなということを改めて感じた。
11/18
知人がネットのサービスでアカウントを乗っ取られるということがあってとても面倒なことになっているらしい。そういう災難を防ぐのはそんなに難しい事じゃないので、人よりはそういうセキュリティのことに詳しい側にいるし、詳しくない人のためにどういうパスワードにしたらいいか、どうやってパスワードを管理したらいいかを簡単に書いておく。
まずどういうパスワードが強いのかについて。数字だけのパスワードには絶対にしない。文字数はできれば12文字以上にする。英数字、大文字小文字、記号を混ぜる。できるだけこれらをクリアしたい。これがクリアできてたらまず破られる事はないけど、そういうパスワードは複雑で覚えにくくなるから全文をメモしたくなるけど、全文のメモも危ないのでやってはダメ。
そこで僕のやり方。
例としてこのDOOM!のホームページの管理アカウントのパスワードを考えてみる。まず先に、僕のやり方で作ったパスワードの例を書いてみると「dOUmngsk8810!」となった。どうしてこのパスワードが良いと考えるのか、ここから解説する。
まず4文字の単語を二つ用意して、英数字の入ったものにする。ここでは「ngsk」と「8810」の二つがそれに当たる。長崎の「ngsk」と隼人の「8810」。この二つの単語は記憶する。人間は12文字はなかなか覚えられないけど、短い二つの単語くらいなら覚えられるもの。これを覚えたらもう8文字になる。これさえ覚えられないというのは無し。覚えられるものにすればいい。がんばれ。
次に「dOUm」というのはdoomのこと。doomのホームページだから、それを日本語読みに近くした「doum」にして(英単語辞典に載ってない言葉にした。こういうことはしなくてもいい)、子音を大文字にして「dOUm」。これはIDと一緒にメモする。大文字をパスワードに含むことができない場合もあるので、大文字を使うのはこのメモするところだけにする。
で、メモしたものと記憶の単語を組み合わせる。今回はメモした「dOUm」を1つ目、「ngsk」を2つ目、「8810」を3つ目にしてるけど、その順番は自分でルールを作って好きなようにしたらいい。
最後に記号の「!」。記号は使えない場合もあるので、使えるなら「%」とか「_」とか何か入れとく。で、それもメモしとく。これも記号はパスワードの先頭に入力するか、お尻にするかのルールを作って覚えておく。
という感じ。
これをまったくマネしてもいいし、個人個人出来る範囲で簡単にしたり複雑にしてみてもいいと思う。
大事なのは数字だけのパスワードにしないこと、そしてパスワード全文をメモしないこと。
ネットのサービスだったら悪意のあるユーザーがアカウントに入ろうとして何度もパスワード入力を失敗するとシャットアウトしてくれたりするけど、例えば大事なデータの入ったファイルに鍵をして、そのファイルが悪意あるユーザーに盗まれた場合、総当たりで何度も何度も機械仕掛けでパスワードを入力して開こうとする。そういうときにこういう強いパスワードが力を発揮します。だからパソコン本体のパスワードなんかも堅い方がいい。
ネットのサービスは何度も失敗するとシャットアウトしてくれたりするって書いたけど、とはいえgmailなんかだとgoogleのいろんなサービスとか、さらにはgmailのアドレスが他のサービスのIDになってることがあって絶対に破られたらいけないから、出来る限り強いパスワードにしておいた方がいい。
僕が書いたやりかたなら覚えないといけないのは二つの単語とその組み合わせだけだから、そんなに難しくなく堅いパスワードを作れるんじゃないかなと思う。大事なのは、難しいと諦めて簡単なパスワードのまま放置しないこと。僕が書いたのは人によっては難しいかもしれないけど、そういう人は自分ならこのくらいなら出来るかなというやり方を考えた方が良い。
あとそれとは別に、googleには二段階認証っていうのがあって、これはログインする最初のときだけgoogleから送られてくるパスワードも入力しなきゃいけないってもので、最初は手間になるけど使うたびにいちいちログアウトなんてしないんだから、やっておいた方がいいと思います。
長くなった。でも周りの友人たちはあの人もあの人もあの人も、、、みんなこういうの苦手っぽいから、参考にしてもらえるよう書いておきました。あとはがんばってください。僕は疲れました。
11/17
ルドルフ・トーメ作品を観に同志社へ。どんな作品だったかは友人にメールをしてしまったのでわざわざもう一度ここに書く気がおきない。木曜日にも上映はあるとのこと。行きたいけど、夜遅くに大阪で用事があるので行けるかどうか。。。
http://d-live.info/program/movie/index.php?c=program_view&pk=1444701253
今日のは無料上映だったんだけど、無料にすると途中から入って来る人や変な客が多いから希少な上映のときは500円でもとってほしいなぁ。
11/16
facebookでアイコンをフランス追悼のものにする人たちがいて、それに対してテロや戦争はいろんなところで起こってるんだからフランスに対してだけそんなことするのはおかしいっていう人たちがいて、そうした戦争状態にある国に対して追悼の意を表した画像を投稿する人がいて、それにいいね!する人がいて、そんなことする暇があるなら少しはISや中東のことや近代史を勉強しろって突っ込む人がいて、今度はfacebookの例のアイコンををやると個人情報が抜かれるとか言う人が現れて、いや、そもそもfacebookの公式機能なんだから個人情報抜かれるも何もないだろと思いつつ、総じて「みんな、周り気にせず好きなことやれよ!!」と思った。自分がフランス国旗の顔になることが良いと思ったんならやればいいじゃないの。近代史勉強することが大切だと思うなら自分が勉強すればいいし、俺の方が賢いみたいなことをアピールするんじゃなくて勉強したことを周りに教えてあげればいいじゃん。ISの連中なんか突っ込みどころ満載だけど、それでも好きな事やって人を不安に陥れてるんだから。テロとか差別みたいな絶対に許せないことをしている人に対しては行動なりなんなりで突っ込む必要あるけど、国旗の顔になるとかどっちでもいいじゃん。周りの事気にせず好きな事しようよ。あとついでに言うと日本で一番好きな事やってるの、たぶん安倍総理だよね。
そういう僕はメナへム・ゴーラン映画祭での字幕投影のためのチェックを。『アイ・ラブ・ユー・ローザ』が『スペース・バンパイア』の原型のようで、でももっと女性の自由と権利に焦点を当てていてとても良い映画だった。物語だけでなく、映画の構造もとても良い。この特集で何か一本観ようと思いつつどれを観たらいいか迷っている人はこれにしといたらいいと思う。わざわざフィルム取り寄せての上映。特集自体はすでにシネ・ヌーヴォで始まってます。
11/15
生パスタを作ってみた。作る事はできたけど薄く延ばすのが難しかった。食べてみてもわざわざ作るほどうまいとも思えず。もともと生パスタそんなに好きじゃないし。
11/14
朝起きたらフランスで大規模テロとの報せが。テレビを見ても特に報道がないのでウェブで情報を仕入れた。シャルリー・エブドのときの方がもう少し報道されてたような気がするのは今回の映像が逃げ惑う人や規制する警官などでわかりやすさや派手さがないからだろうか。この日本人の関心の薄さは恥ずかしくもあるし、とはいえこういう国だよねという悲観もあるけれど、それはそれとして出来事を圧倒的な事実で証明し続けるような、何百何千何万回もの繰り返しの再生に耐えうるようなイメージがないというのは必ずしも悪い事ではないように思う。人の怒りや悲しみを楽観視しすぎているかもしれないが、しかしツインタワーの崩落というイメージが先のアメリカの暴走に加担していないとは僕には到底思えない。
誰も気づいてないと思うけど、このホームページのサーバーを変えた。悔しいかな体感できるほど速くなった。ついでにfaviconとかiPhone用のアイコン用意した(今までめんどくさくてやってなかった)。favicon(閲覧中にブラウザのタブとかに出てる小さいマークみたいなの)なんて作ってもなぁと思っていたのだけど、なぜか僕のchromeのブックマーク上でのDOOM!のfaviconがGmailの手紙マークになっていてうっとうしかったので作ったという次第。
11/13
『エベレスト 3D』をIMAXで見た。なんと2700円。映画二本分やないか。面白くないことはないが、山を登る人たちの位置関係や力関係がうまく見えてこないので、酸素を取りに戻ることがどれほど危険なことなのかという賭け金がわからない。その辺り『アンナプルナ南壁』はドキュメンタリーでありながらうまく描いていた。
11/12
友人先輩師匠との集まり。牧野酒造の馥露酣は無事届いた。上田さんの野菜でみそ鍋。豊南市場で野菜以外の食材を買ってみたけど、どれも鮮度のよさもあってかうまかった。
11/11
おからを使って鶏肉と白ネギとでしっとりと炊いてみたらコロッケの中身みたいなのが出来た。まずいわけじゃないんだけど、こんなつもりじゃなかったので少し悲しい。明日我が家で集まりがあるので、群馬の牧野酒造のお酒を注文した。無事届いてくれることを祈る。
11/10
柿を使ってサラダを作ったら案外おいしかった。バルサミコ酢と相性がいいのかな。
11/9
映画を数本。『アクトレス』と『ピッチ・パーフェクト2』と『ミケランジェロ・プロジェクト』を鑑賞。『アクトレス』はもう少し歳を重ねてから見返したい。『ピッチ・パーフェクト2』はなかなか。歌を歌っている人を見るのは楽しいということに尽きる。『ミケランジェロ・プロジェクト』はジョージ・クルーニーの監督作。戦時中の爆撃やナチスドイツの強奪によって失われつつある絵画などの文化財を守ろうとした人たちのお話。その人たちの視線が決して懐古趣味ではなく、また彼らの何かを愛でる視線が決して絵画だけに固執しているわけでもなく、彼らが絵画を愛するように馬を、声の手紙を、歴史と文化を、そこに営む人を愛していた。とても良い映画だった。
11/8
年末にジャポニカでパーティーをすることになった。12/14。ゆったりと、忘年会的な時間になったらいいなぁと。
11/7
先月のEXP@同志社での牧野さんと川崎さんのトークの書き起しがほとんど終わった。早ければ来週辺りには公開できるかな。
フェルナンデス君のショートプログラム、スペインの伝統舞踊(マラゲーニャ?)らしい。かっこよかった。
本郷さんのプログラムも良かった。はじめてこの人を良いと思えた。いつも動きが棒みたいだから。。。
11/6
新しくできたディスクユニオンに行ってみた。ニュースで関西最大級のレコード店みたいに言ってたけど、案外小さかった、というかほとんどCDだった。
久しぶりにカレーを作った。外でうまいカレーを食ってから家で作る気がなくなってた。ほうれん草カレー。ぼちほわち。
バイクで福島辺りを走っていると、昔何度か行ったピザ屋がなくなっていた。あれほどうまい店でもつぶれてしまうほどの世知辛い世の中なのかと少し悲しい気持ちになった。でも今調べたら谷六に移転してたらしい。谷六、遠い。。。
そういえばルビッチ特集のフリーパス買った。11月後半はアサイヤス特集といいメナへム・ゴーラン映画祭といいヌーヴォに行きまくらないといけない。
真央ちゃんのショートプログラムとても良かった。清々しいスケートをしていた。
11/5
同志社に三宅さんの新作を観に行った。タイトルは『A Return of Bruno Taut 2015』だったかな。トークの中で「遊び」というワードが出ていて、それは『Playback』以降の『無言日記』や『The Cockpit』を観ている人なら理解出来るものだと思うんだけど、かちっとキメていくようなもの、それは映画という歴史とまじめに向き合うやり方とは別のものとしての「遊び」なんだと思う。それはがちっとした映画作りが生み出す「緊張」と誰でも撮れるような方法で映画を作るということの「リラックス」というものとも近いものでもあるだろうけれど(OMSBが音楽を作るように映画を作ると言った方がわかりやすいか)、そのまじめさと遊び、緊張とリラックスの真ん中に「長回し」を置いたら三宅さんはどんな映画を作るんだろうか、ということを観ながら考えた。この映画にも(もちろん『無言』にも『コクピ』にも)長回しはあるんだけれど。そろそろこのモードで作られたフィクションを見たい。あと、遊んでる本人以外には面白さがわからない、くらいの強烈な遊びをしたらいいのにとは思った。子供染みたことを言うようだけど、遊びは子供のものだしなぁ。
11/4
ひじきを炊いた。きのこのみそ汁を作った。こんぶと煮干しで出汁をとったけど、きのこの香りが強くて出汁のうまみを活かすには少し惜しい感じになった。出汁をとった昆布を佃煮にしたらいいということに気がついてやってみたら案外うまかった。もっとうまくできる気がする。
11/3
昼間にみたむーと豊中をぶらぶら。チッポグラフィアのコーヒーうまかった。豊中から服部まで歩いて腰の辺りの筋肉が痛くなった。
そのあと福井さんが出演していると噂の『螺旋銀河』を。主演はしてなかったけど、赤い服がキーになっている映画で赤いセーターを着てエキストラで出演していて、主役を喰わんとする勢いを感じた。主役の女の子(『ひとつの歌』の石坂友里)が自己中心的というか利己的というか、独りよがりな人物で、その人が少しずつ他人と関わりを持ち交流の渦に巻き込まれることで糸がほつれていくというようなお話。
そのあとは『マイ・インターン』を。仕事を精一杯やっても限界が来て会社と家庭と自分の心ににほころびが出始めた主人公のアン・ハサウェイと、そのほころびをゆったりとした振る舞いで整えていくデニーロの二人を観るだけで十分に充実した時間だったけど、脇役の面々もとてもよかった(とくに『ピッチ・パーフェクト』の男子チームのリーダーの小デブ!)。サプリメント映画かと思いきや、監督がナンシー・マイヤーズというだけあってそうなっていないのもいい。大人たちが大人の振る舞いのもとに生きている映画。大人の映画と子どもの映画二本立てという感じか。
11/2
『ファンタスティック・フォー』を観た。
何かを動かそうとすると悪いことが起こり、止めることが善となるという研究者モノの定石通りの構成なんだけど、映画としては大半がテレポート装置の研究開発で、ファンタスティック・フォーの時間はごく僅か。いったいどういうお話の映画だったのかと言われるとなんとも口ごもるけど、決して悪い映画ではなかった。アベンジャーズみたいに戦う敵が明確で打倒に向けて加速していくからといって、決して面白いわけではない。
チケット屋で500円で売ってたので観たんだけど、久しぶりに映画をワンコインで観た気がする。ほんの数年前ならピカデリーのチケットが山ほどチケット屋にならんでたんだけど。
11/1
映画の日だけど何も観ず。アイススケートのカナダ大会、フリーのトゥクタミシェワは良かった。ショートは全然良くなかったけど。トゥクタミシェワの演技は何故か笑えて来るのが不思議。あと色気も。
先日作ったミートソースを使ってラザニアを作った。ホワイトソースを作るために中力粉と牛乳を混ぜすぎて指に水ぶくれみたいなんができた。ラザニアはぼちほわちでした。
◇◇◇ 10月までのあれこれ ◇◇◇
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