4/30
息子は病院のNICUというところに入って24時間面倒を見てもらっているのだけれど(一応説明しておくと35週未満で生まれているので入ってますが基本的には元気です)、そこで働いている先生や看護師の方々がみなさん素晴らしい人たちで、明るいしタフだし適度に無駄話なども挟みながら親に心配や不安を感じさせないように気を配っておられて、しばらく前に子どものものを買いに言った時に天使の羽のついた子どもの服みたいなのがあって、自分の子どもは天使じゃなくて人間だし絶対に着せたくないなと思ってたのだけど、この人たちこそ羽のついた服着て仕事したらいいんじゃないかと思った。邪魔で仕方ないだろうけど。ともかく自分にはここの先生方はそういう風に見えた。そうでないとやってられない過酷さが背景にあるからこそなんだろうけれど、本当にすごい人たちだなと、感謝と尊敬が交互に押し寄せながら毎日病院に行っている。
4/29
『タレンタイム』が尾を引いている。わざわざ映画館で映画を見るのは、それが迫力があるとか作り手の意図する形だからとか色々あるけど、作り手さえも思いもしなかったものが映画館のスクリーンに映すことで現れるように、その形式によって誰も知らないものに出会うことができると思っているからで、画質とかそういうことに苛立っているということではなく、あそこまで失われた映像が映されても、わかったようなものしか見えて来ないということに腹が立っている。そんなものならわざわざ大写しにして観る必要はないし、そもそも自分が観る必要もない。機械の目が見ればいい。
4/28
上田さんが子どものものを色々と持って来てくれた。上田さんとこの三人の子どもからのおさがりだけれど、どれもとてもきれいに使われている。ありがたい。
4/27
朝に病院に行ったあと昼に梅田で打ち合わせ。そのあと『午後八時の訪問者』を見た。営業時間外の病院に来た人物に対応をしていればその人は死なずにすんだということを悔やむ女性の話。ダルデンヌ兄弟の映画はいつもなにがしかの社会問題を想起させるけれども、あくまでもそこで起こる出来事を社会のせいにすることはなく、とにかく歩き回ることで問題解決を図るというのはいつも通りで安定してる。
そのあと心斎橋で『タレンタイム』を観たのだけれど、近年稀に見るダメダメな上映で辛かった。多分ポジのテレシネで、もしかしたらスクリーンに映されたものをカメラで撮ったものかもしれない。カット変わりの画がダブってるし画の残像がひどい。しかも1秒に一回コマが落ちている。プロジェクター側の設定ミスも考えてみたけれどまず考えられないので、元々の素材の不良と字幕作業での不良が相まってこんなことになってるんだと思う。配給はちゃんとしたところだと思っていたので油断していた。これで通常料金取るってどういうことなんだろう。1000円均一の上映ならまだわかるが。。。本編そのものにはめちゃくちゃきれいな光が写っていたと思う。それだけに本当に見るのが辛くて10分も経たずに退席した。我慢して観たところで何も見えて来ない。
4/26
誕生日ということで図書券をいただいたので何年も買うのをためらっていたワイズマンのごっつい本を購入。しかし引越しの準備でさっそくダンボールの中にしまったので読むのはしばらく先。
4/25
妻や子どものためのものを色々と買わねばならず、アカチャン○ンポだとかベビーザ○スだとか近所の薬局だとか色々リサーチするも、結局amazonがなんでも一番安いという結論に至る。ということでamazonプライムに入ることにした。入ったついでにビデオ見れるやつだとか音楽聞けるやつをざっくりチェックしてみたけどどれもイマイチ。まぁ年会費安いし無理はないか。音楽のラインナップはどれも中途半端で、中途半端な規模のレンタル屋の一週間レンタルの棚を眺めているような気持ちになった。
4/24
子どもの入院で毎日病院に行くのでついでに自分も診てもらおうかと思ったが、病床の多い総合病院は初診が高いんだね。総合病院にばかり患者が集中するのを分散させるためにそうなったというのを何年か前にニュースで言ってたのを思い出した。ということで数年ぶりに病院に行ってみるかという気持ちになっていたのだがこれにて終了。
4/23
引越しの準備で埃まみれのところに新生児を連れ込むのは気が引けるのでできるだけ引越しの準備を済ませようという計画。ついでにいらないものを大量に廃棄。DOOM!関連の資料をしっかりと保存してるのだが、これはいるのだろうかと思いながら捨てられずに次の家に持って行くという経験もこれで三回目。しかし物が多い。ときどき知人の家に行った時に本や趣味の物の少なさに驚くことが多いが、なんでそんなに身軽になれるのだろう。そういえばいつだったか、湯浅さんが「断捨離は文化の破壊」って言ってたというのを見かけた。ということでいつか自分に必要になるかどうかではなくとりあえずDOOM!の資料はとっておく。
4/22
妻退院。子どもは元気だけれど体重が軽いのでもう少し入院。仕事をしながら引越しの準備をしながら妻と子のあれこれでバタバタしているけれど、まだマシな方だと思う。それはそうと引越しのためにうちのソファやアルミラックやタンテ置いてるテーブルなどを処分しようと思っているので、もし必要な方があれば連絡ください。
4/21
またお弁当を作ってもらった。入院をしているとなかなかゆっくりと話をする時間が持てないので、食事の時間を使ってゆっくりするのは楽しかった。とはいえ明日には退院。
4/20
ほか弁でからあげスペシャルを買って一緒に晩ご飯を食べた。名前を決めた。
4/19
入院している妻のところへ行って晩ご飯を一緒に食べた。今日は義母にコロッケやタケノコなどのお弁当を用意してもらった。子どもに黄疸が出ているとのことで黄疸についてざっくりと調べてみた。日サロみたいに光を浴びる処置をされていされていた。
4/18
母子ともにしばらく入院のため病院通いが続く。どちらも元気。母と姉がさっそく来たので一日相手をしていたら夜になった。
4/17
夜中に連絡がありお産が始まったということで出産へ。連絡を受けた直後に立ち上がったら膝の裏の筋を攣ってしまった。夜中の3時に産まれてから、検査したりして家に帰ってまた病院に行ってなんてことをしていたら落ち着いたのはお昼で、それから少し寝てまた病院に行ってという感じで一日が終わった。おかしな天気で台風みたいな日だった。膝の裏はいつのまにか治っていた。
4/16
昨日から妻が入院をしたのでそのあれやこれやで一日が終わった。
4/15
朝からバタバタの一日。それはそうと最近ちらほらと流れてきた映画の上映に関する記事を読んでいると、もしかして映画は機材と素材があれば上映できると思われてるのかなと思えてきた。それは劇場のデジタル化が加速していた時に言われていた、デジタル化すればどこでも高品質で同じ映像が上映できるっていう言葉のせいもあるように思うんだけれど、そんなものは人件費を削りたい人や機材を入れさせたい人たちが言ってただけで、その過渡期から5年くらい経った今辺りを見回してみると実際のところいい映写をしているところも悪い映写をしているところも相変わらずあって、それは結局劇場のスタッフがちゃんとしてるかしてないかの問題で、そういうことわかってるのかなと。それは現場礼賛、劇場スタッフ礼賛って意味ではなく、シネコンだろうがミニシアターだろうが良し悪しはそれぞれで、スクリーンに大きく映すことでしか見えないものがあるってことを知っている人がいるかどうかなんだと思う。だからダメなところはダメだし、いいところはいい。映写スタッフだけが良くても支配人が映写にコストをかけなかったらダメだし、その逆もしかり。そういうことは機材や金の影響ではなく人がいるかいないかの問題で、そういう当たり前な状況が揃うのは結構な奇跡だということに興味ないんじゃないかって気がした。
4/14
『ムーンライト』を見た。月明かりってタイトルで、その通りのエピソードが描かれるが、あまり見るものがない。描かれているものが少ない。物足りない。
梅田のいつものラーメン屋に行ったらいつもよりしょっぱく感じた。身体の塩気が薄くなってるのだろうか。
4/13
自分が知らないものに囲まれると思考がストップする。ものの良し悪しもわからないし、そもそもこれらが何に必要なのかもわからないという状態。子育て用の道具の話。いくらでもカモられる自信があるので、その自信を捨てていきたい。
4/12
引越しに向けていくつか家具を買い替えたい。金はないがなるべくイケアでは買いたくない。イケアは引越し業者的に面倒な家具というのは本当らしい。
4/11
念願の『クーリンチェ少年殺人事件』を見た。10年以上ビデオを見ずに、いつか映画館で見れる時が来ることを願って待った甲斐があった。『百年恋歌』のファーストカットはこれだったのか。フレームレートの変換をミスっているのが残念でならない。
4/10
妻の友人がわざわざ結婚のお祝いを持ってきてくれるということで朝から料理を作った。サラダ、新玉ねぎのスライスのスモークサーモンのせたやつ、あさりときのこのスープ、豚のロースト、ボロネーゼの計5品。どれもなかなかうまくできた。いい皿が欲しい。
4/9
阪神競馬場に行った。初めて競馬場というところに行ってみたのだけれど、そこら中で新聞やシートを地面に敷いて自分の領土を作り食ったり喚いたりしながら新聞とにらめっこしてあーだこーだぶつくさ言ってる人たちがたくさんいて面白かった。ほんと自由。おっさんが多いけど、若い人もヤンキーも結構いた。みんな走ってる馬に向かって「いけ!」とか「がんばれ!」って言ってるのが良かった。
4/8
来月引越しが決まった。
4/7
引っ越したい。
4/6
『モアナと伝説の海』を字幕で。村長の娘であり海に選ばれた主人公が世界を救うためにがんばるお話。お姫様でありさらに海にまで選ばれないと物語を駆動させられないというのはなんともだが、最終的に自らの意思で世界を救うのでいいんじゃないでしょうか。本編前の短編が全然面白くなかった。
4/5
最近ときどき映画のチケットを買うときに2人でお金を払おうとすると「お会計はまとめてお願いします」と言われる。この間東京に行った時も言われたし、大阪でも言われた。これを言うことにどんなメリットがあるんだろうか。どれだけ考えてもデメリットしか浮かばないので誰か教えてください。今の所不愉快なだけです。
4/4
朝5時に家に帰り少し寝て8時に車を返し、そのまま仕事。夕方暇になったので少し昼寝をした。東京からの帰りにパーキングに寄って少し休憩して車に戻ったら福井さんがコーヒーをこぼしていた。ほんと絶対に粗相をする。粗相しなきゃいけないと思ってるんじゃないか。それはいいとして寝ようと思ってタオルを顔にかけたらコーヒーで濡れていた。福井さんに聞いたら「こぼしたときに濡れてしもた」と言っていた。でも実際のところはこぼしたときに目の前にあった俺のタオルで拭いたんじゃないかと思う。暗い中でどこに溢れたか見えるものだろうか。素直に拭くのに使ったと言ってくれたらいいのに。
4/3
丸の内でキングコングの爆音を見た。ゴリラとトカゲがプロレスをしていた。面白く見れたけど、面白さ以上のものは特にない映画。それでいいと思う。
4/2
友人の展示を見るために東京へ。朝八時に出て着いたら六時だった。遠い。
4/1
空族が新作の上映のためにわざわざ大阪にくるということなので一日劇場へ行きだらだらと過ごした。