2016年12月


12/31

大晦日。大晦日だからといって特に何をするということでもないが、コンロや流しの掃除をした。買い物をして、いくつか簡単なおせちを作り、一通りやること終わったかなと思ったら醤油を買い忘れていたことを思い出した。ということで年明け最初にやったことはコンビニに醤油を買いに行くでした。

 

12/30

Macbook Airが届いたのでセットアップ。軽い!薄い!それ以外はあまり感動はなく。ディスプレイが明るくなったけど、明るくしないと色が薄いのが気になる。あんまり明るくしすぎると目が疲れるしなぁ。やっぱりMacbookやProにしておいたら良かったのかなと一瞬よぎったけれど、MacbookはコネクタがType-Cしかないし、Proが必要な重い作業はデスクトップでやるので、これくらいがちょうどいいんだと思う。ということにする。

 

12/29

これまで使っていたMacbookはDOOM!をはじめたばかりの時に買ったものなので、丸8年使った形になるのか。1年ほど使わなかった時期もあるけど、ここ数年ウェブの仕事をするようになってからはかなりフル稼働になっていた。負荷が強いのか夏場は熱がすごく、いつ頃からかバッテリーは膨らんで水平は狂い、その膨らみのせいでトラックパッドのクリックが効かなくなり、さらには勝手にクリックするようになったり、キーボードの上きーと左キーはキーボード裏の埃の掃除の時にパーツを壊してしまったりとボロボロだったけれど、熱対策にちょっとした台を買い、勝手にクリックさせない方法を編み出し、壊れたキーにはテープを貼って修復するなどあれやこれやと工夫して使って来た。満身創痍。8年の間に2度は分解して埃の掃除をしたし、メモリの増設はもちろんHDDをSSDに交換したり定期的にクリーンインストールもしてるのでまだ2年くらいは使えないこともなさそうだけれど、どれだけこちらが手をかけても重いものは重いし、キーボードやらなんやらでストレスはあるのでさすがにお役御免となりました。

 

12/28

AppleローンでMacbook Airを買ってみた。ローンでなくてもいいかなと思ったんだけど、分割で払えると身動きが取りやすくなるのでローンで。自営業だし申請通らないかなと思ったけど、全然そんなことなかった。未だにクレジットカード持ってないので、いっそカードも作るかな。

 

12/27

今年最後の深夜労働へ。

 

12/26

シネクラブの忘年会用に書いた今年のベストを転載しておこうかな。

「イット・フォローズ」」 デビッド・ロバート・ミッチェル
ホラー映画の進化系を観たと嬉しくなった。

「クリード チャンプを継ぐ男」 ライアン・クーグラー
成り上がりのボクシング映画ではなく親子の話。老いたロッキーの姿が良い。

「白鯨の闘い」 ロン・ハワード
太刀打ちの出来ない巨大なものに圧倒される映画。

「ブリッジ・オブ・スパイ」 スティーブン・スピルバーグ
マーク・ライランスが良かった。

「ジョーのあした」 阪本順治
話をしている辰吉を観ているだけで面白かった。語られる言葉から何かが見えてきた。

「幸せをつかむ歌」 ジョナサン・デミ
共産党指示の女が主人公だけど映画はリベラルを体現していた。

「山河ノスタルジア」 ジャ・ジャンクー
在りし日の過去や未来への郷愁が西側への思いと重なる。Go Westで泣くとは。

「ゴーストバスターズ」 ポール・フェイグ
いつも男メインで作られてる馬鹿げた内容の映画を男女入れ替えただけなのに発明に思えた。

「ハドソン川の奇跡」 クリント・イーストウッド
このあと何が起こるのかわかっているのに緊張して観た。すごい。

「ソーセージ・パーティー」 コンラッド・バーノン
ひどい映画をとことん突き詰めたらこんなことになるのか。ひどすぎる。

「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 シャロン・マグワイア
主人公が風にブーケを飛ばされ、それを気にせず笑っているショットが素晴らしかった。

「この世界の片隅に」 片渕須直
良い。

「On Generation and Corruption」 牧野貴
これまでスクリーンで観たことのない色と動き。動くモネ。抽象度をここまで突き詰めることができるアーティストって他にいるだろうか。ジャクソン・ポロックも喜んでると思う。

全豪オープン男子決勝 ノバク・ジョコビッチ 対 アンディ・マレー
このときのジョコッビッチはとんでもなく強かった。そのジョコビッチにマレーも必死に食い下がるが、あまりの強さに試合中に笑っていたのが印象に残っている。

 

12/25

毎年恒例、ケーキを買いに中崎町へ。いつも買ってるミゼラブルという名前のケーキがいつもより旨く感じた。その名前とは裏腹にラムレーズンの甘さと酸味と酒の香りとチーズの塩気が作り出す豊かな味よ。宇宙!

 

12/24

年末だからか駆け込みの仕事が多い。夜はシネクラブの忘年会へ。年末の忙しなさとにぎやかさと浮かれた空気はなんか楽しい。

 

12/23

のんびりと仕事。郵便局に行ったら閉まっていた。今日は祝日だったのか。

 

12/22

冬至ということで柚子風呂に入った。

 

12/21

フォームローラーを使うようになってから、肩の張りがだいぶよくなった。みんなやったらいいのに。

 

12/20

昼から外出して、再度『この世界の片隅に』を鑑賞。となりに座ってたおばあさんがラストでスクリーンに手を振っていた。
そのあと僕は明日昨日のなんとかを見ようと思っていたけど、映画を観てる気分ではなくなったので帰った。寝るまで怒りがおさまらなかったが、寝たらおさまった。

 

12/19

福島で打ち合わせ。その後『ローグワン』を見たが前半半分ほど寝てしまった。映画で寝るなんてあまりに久しぶりで驚いた。
夜、はじめてスエヒロに行ってみた。まぁまぁだった。

 

12/18

夕方に坐摩神社へ。中に入って初めて知ったけど、大阪府の神社を統括してるところなのね。なんかすごかった。でも神社そのものは質素というと失礼だけとカネって感じじゃなくて落ち着けてよかったです。お祓いをされたりいろいろと初体験で楽しかった。
そのあと福島へ行き、梅田で寿司食って帰った。梅田にもじねんあるんやね。

 

12/17

昼から金子先生のところへ行って鍋。喋って、食って、喋って、食って、喋って、食った。久しぶりにドボンもした。数年ぶりに金子先生にドボンのルールを教えてもらったら、僕らがやっているものとまるで違った。ルールをメモしたので二度と忘れないようにしたいです。

 

12/16

パスポートの申請のために谷四へ行ったので、近くのバビルの塔でカレー。うまかった。
『海賊とよばれた男』を見たが退屈な映画だった。安易な感動に物語を流し過ぎじゃないか。出光の人の話で、決してきれいごとだけではない仕事ぶりは描き様によっては面白いものになったのではと思うが、これは原作の問題なのか脚本の問題なのかよくわからない。
その後に見た『ジャック・リーチャー』はよかった。トム・クルーズのアクションを見ているだけでなぜか笑えてしまう。法の外側で動く人間の敵は同じく法の外にいるものである、という物語。

 

12/15

久しぶりに深夜労働。その前に『シークレット・オブ・モンスター』を。いろんなものが大げさなくせに描かれるものが平凡。つまらない。

 

12/14

CakePHPを再学習中。

 

12/13

BRUTUSとWIRED購入。たこ焼き機をいただいたので晩飯は家でたこやきをした。大阪の人間らしくなったもんです。

 

12/12

ロン・ハワードなのでいちおう『インフェルノ』鑑賞。最初と最後になかなかすごい人の死に方が出て来た。

 

12/11

滅多に他人の映画を良いと言わない友人からオススメされてもどうしたって見るまではわからないので半信半疑だったのだけれども『鉱』はとても良かった。
トークもまだ若い作家が真剣に言葉を語る様子が初々しくもあり、観客もそれを見守るような空気でなんとも暖かな時間だった。トークの最後の質問でタル・ベーラがこの映画をどう言ったかということが質問されてたけれど、一つの作品と作家を前にしてそういうことを質問するのはちょっと野暮というか、大人としていかがなものかと思いました。
ということで『鉱』について書きました。金曜まで。必見です。

 

12/10

最近フォームローラーを買って、全身をぐりぐりとやってるんだけれど、なかなか悪くない気がする。最初とんでもなく痛くて泣きそうになったけど。

 

12/9

僕が『君の名は。』をつまらないと言っていることに対してこーちゃんが「贅沢だ」というようなことを言っているらしく、言われたそのときは確かに贅沢かもなんて思っていたのだけれど、彼の言う贅沢とは十分におもしろがれる要素のある映画でさえつまらないということが贅沢だと言っているのかと思うのだが、一日考えてみて、この程度の面白さを面白がることの方が贅沢なことなんじゃないかと思えてきた。限りある時間の中でこのくらいの映画を面白がるのは贅沢なんじゃない?
明日からヌーヴォで一週間だけ上映される『鉱』は見ておきましょう。

 

12/8

梅田で打ち合わせ。いっちゃんがわざわざカンフーをさぼってまで来てくれた。

 

12/7

ちょびちょび、仕事。

 

12/6

「逃げ恥」、石田ゆり子が自分の仕事を通すシーンがとてもよかった。石田ゆり子の猫、ハニオとタビにメロメロ。

 

12/5

『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』を見た。歌が下手くそなばあさんが人前で歌を歌ってしまうという話自体が、コメディとしては下劣な設定でバカにしたような笑いになってしまうのだけれども、さすがにメリル・ストリープが上手に笑わせていた。ただ映画としてもその下手くそなばあさんをバカにしたような話になっていて、多少の苛立ちを感じながら、しかしメリル・ストリープの歌の面白さとあいまって、終止なんとも複雑な気持ちで見ていた。悲劇にも喜劇にもなり得る話のギリギリのところをピッチがずれて揺れているような映画だった。

 

12/4

奈良くるみが近所で練習してたらしい。おれもあそこでテニス習ったら会えたのかな。

 

12/3

オートバックスがブレーキの踏み間違い事故防止装置の販売を始めるらしい。
http://www.asahi.com/articles/ASJCX3D9TJCXULFA005.html

 

12/2

鍋が食べたくなったので食べた。おいしかった。

 

12/1

ファーストデーということで東宝無料月間を無視して『エブリバディ・ウォンツ・サム』と『聖の青春』を。
エブリバディ〜は文句無しのおバカ映画だった。マットで階段すべるやつやりたい。
聖の〜は良くなかった。なんかその辺のよくわからん日常や風景のショットがスローモーションで何度か流れてたけど、そういうの挟むには普段のシーンに描き込みが少なすぎる。だからそんなよくわからん風景を挟むんじゃなくて、将棋のシーンを見ることでそこに至るまでの時間が見えてくるような映画になっていたらいいんだろうに。将棋のシーンもある意味当たり前だけどちっとも面白くない。勝ち負けでさえよくわからない。主人公が必死になってやっていた将棋というものが彼にとってどういうものだったのかもよくわからなかった。撮影はさすがの柳島印でそれだけは良かったです。