2016年7月


7/31

同じクソならどのクソがマシか選挙は小池さんの勝ち。まぁ鳥越さんは論外だから増田さんか小池さんかの二人の中で、あまりに自民的な増田さんには鳥越さんの票は流れ難いから当然の結果か。
最低限期待するのは自民の分裂が進むことだけ。。。石原さんの首を切ることで小池の謀反をなかったことにして安倍と小池が仲良くすることだけはやめてほしいなぁ。なぁなぁで石原も小池も現状のまま残ったら面白くなるかもだけど、自民もそんなに馬鹿じゃないからやっぱり安倍と小池ががっちり手を組むのかな。。。最悪だな。

 

7/30

久しぶりにパスタを食った。特に身体に変化は出なかった。。。
民進党代表の岡田さん酷すぎるわ。都知事選の結果が出る前に続けないことを表明するなんて、これまでやってきたことが何も形を成してないことを認めてるからこその行動じゃないか。だったらせめて何も成せなかったことを認めて辞めないと次ぎにバトンが受け継げないよ。名前変えて、野党共闘を進めて、勝手にいろいろ変えておきながら自分の勝手なタイミングで続けない意思だけ表明して。こんな人代表にならなければ良かったのに。次の代表はこれまでのことを無かったことにして野党共闘もやめてさっさと民主に戻したらいい。

 

7/29

朝にパンを食べず、麺類も食べなくなって二週間、米の減りが早い。カレーオリンピックの前あたりに精米したはずなので、2週間で5kg食ってる感じ。しかしグルテンフリー生活も今日でおしまい。明日は久しぶりに小麦を摂取する。
それはそうと育てているベンジャミンにカイガラムシがついた。困った。

 

7/28

やっと『ホース・マネー』を見た。「影を見ている」ということを久しぶりに感覚する映画だった。あらゆる情報が白日も下に照らされ明らかとされるなかで、闇を取り戻さんとする狂気に溢れていた。光を遮り反射することが狂気/凶器となる。
原付でヌーヴォまで行ったらあっという間に日焼けした。光を遮らなければ。

 

7/27

考えないといけないこと、やらないといけないことが多くなってきた。

 

7/26

今年も10月に行う予定の牧野貴特集のための打ち合わせに京都へ。と言ってもお茶をしただけでこれといって打ち合わせらしい打ち合わせはとくになく。今年は5日に大阪、6日に京都の予定です。
そのあと上田さんと焼肉。近所の焼肉屋に行くようになってからはじめて他所で焼肉食ったけど、言わずもがなでした。
メシのあと、四条の辺りを上田さんとポケモンしながら歩いた。まさかこうやって上田さんと一緒にポケモンしながら街を歩くことがあるなんて夢にも思わなかった。なんだこの未来は。

 

7/25

ひっさしぶりにGAGAの試写室に行ってある邦画の初号試写。自分が作ったDCPはまったく問題なく上映されました。わかってはいたけれど。関西は公開決まったとのことです。(誤解うみそうなので書いとくけど空族の作品ではありません)
夜は久しぶりに海遊館へ。客の半数以上が外人だった。
心斎橋のすしざんまい、なかなか良かった。すしざんまい、これまで築地と福岡のお店と計3店舗行ってるけど、どこもうまい。

 

7/24

グルテンフリー生活をしてから一週間以上経った。案外なんなくこなせてる。日本人にあってるんだと思う。少し痩せた気がする。

 

7/23

とりあえず新しくリリースされたゲームやアプリはできるだけ触るようにしているので、ポケモンも当然やってみたのだけど、久しぶりに新しさを感じるものだった。が、ゲームって本来的には自分が実際には体験できないものを体験するというもので、マリオみたいにキノコを食ったら大きくなれるわけでもなく、しかしこのポケモンやVR系のアプリの体験の度合いを強めていくという方向性は映画でいうところの「リアリティ」の度合いが高まるようなもんだと思った。実際に花を食って火を出せたところでそれがおもしろいのかどうか。
とはいえ、これまでよく知っていたと思っていた近所がちょっとした視点の変化によって今までと違った風景になるというのは面白い。

 

7/22

日々の生活の合間に仕事を終わらせる生活。

 

7/21

『シング・ストリート』を見た。あまりよくなかった。『はじまりのうた』が良かったので期待していたからか。昔は良かったと言っているおっさんの好きな曲ばかりリクエストしたカラオケを聴いているような気分だった。体育館での50’sライブシーンは悲しい幻想で良かったが。
そのあと『ブルックリン』を観た。予告を見てもどんな映画なのかよくわからなかったのだけど、これは見てよかった。1950年代にアイルランドからブルックリンに移った女性の話。人生の中で大きな決断をして、その決断の背後には切り捨てられた可能性があり、その残して来たものに対してはノスタルジーだけではない愛憎を抱き、あるいはその残して来たものたちからも愛憎やあるいは希望の視線を感じ、今現在の幸福を生きるしかないという結論を生きる。

 

7/20

「This war of mine」というゲームが面白かった。戦時下を市民として生き延びるゲーム。廃墟のようなところで生活をし、夜になると爆撃で崩れた家や倉庫などに忍び込んで物色し、いろいろと資材を手に入れて食料を増やして飢えをしのいだり家を補強して強盗から身を守って戦争が終わるまで生き延びるというゲーム。野菜ができるまで数日待ったり、物色してたら政府軍に見つかってころされたりと地味で過酷で苦いゲーム。スマホとかでも出てるらしいけど、PCもってる人はsteamから買うのが安いと思う。たぶんmac版もあるはず。

 

7/19

7/16からグルテンフリーの生活を試してる。今日で4日目。ジョコビッチの本に倣って二週間試してみて、そのあとに小麦のものを食べたときに身体がどう反応するかを試してみるというもの。僕自身は今のところ特に変化は感じず、たぶん二週間経って食べても具合が悪くなるようなことはないんじゃないかという気がしている。

 

7/18

海に泳ぎに行こうかと思ったが、海の日だと言うことをすっかり忘れていて、さすがに人が多そうだから近所のプールにするかと行ってみたら家族連れや子供たちがひしめき合っていてこちらも断念。流れでこれまた近所の温水プールのところに行ったらこれが最高だった。まぁ適当に泳げるだけなんだけども、こういうローカルな場所はいいね。久々に泳いで気持ちよかったけど、ちょっと動いただけなのにヘトヘトになってしまった。
夜は『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』を。大味な映画だった。

 

7/17

気がついたら晩飯のおかずを4品くらい作っていた。いつもは適当に2品くらい。

 

7/16

nobody no.45」をご恵投いただいた。実はいただいたのはヨハンの上映があった日で、家を出かけるときにポストを覗くと届いていて、京都行きの電車の中でさっそく読ませて頂いていたのでした。
とにかく安井さんの言葉に触れたいという一心でシネ砦との座談会的なものを一番に読んだ。これを読んだからといって明確な何かが提示されるというようなものではないのだが、こういう外部との微妙な緊張感のある対話というのは続ける価値があるように思った。たぶんお互いに編集部内ではこういううだうだとした話は日頃からしているだろうけど、その中で産まれる共通認識を外部と共有できるか否か、あるいは大きな問題だと思っていたものが実はそれほどでもないだとか。そうした認識の確認作業というのは悪くない作業のように感じた。日本や映画を巡る状況に不満や物足りなさは多々あるけれど、そこで無策なまま右往左往するのは問題なきクイズに答えようとしているようなものではないか。問題を探す作業そのものをひとまずの問題にしてみて、もしそれで問題が見つけられないなら、それはそれでオッケーというか、おしまいということなのかもしれない。

 

7/15

カレーオリンピック翌日。昼にまるせでカレーを食って、それから六時くらいまで上田さんと仕事の話などなど。しゃべりすぎて喉が嗄れた。

 

7/14

カレーオリンピック当日。今回はバターチキンとキーマカレーでの参戦。みんないろいろ持ち寄ってなかなか楽しい会だったが、個人的にはとにかく疲れた。この会はただの楽しみの会でしかないのだが、打ち上げをしたいほどに疲れた。来年のカレーオリンピックがとてもこじんまりしたものになっていても恨まないでください。

 

7/13

ここしばらく進めていた仕事が一段落した。肩の荷が降りた反面、やっとここまで来たという気持ちが強い。明日はカレーオリンピックだ。

 

7/12

深夜労働。

 

7/11

ここしばらく深夜労働が多いということもあってか、がっつり風邪を引いてしまった。だが明日も夜中に出なければならないのでなんとか治さないといけない。風邪を治すのも仕事。

 

7/10

深夜労働。いつも深夜労働の差し入れにセブンイレブンでお菓子を買っていくのだけれど、セブンイレブンのお菓子はあんまりおいしくない気がする。コンビニなんてこんなもんと言われればそれまでだが。。。

 

7/9

政治の話。消極的な選択肢を用意して投票してくれると思っているなんてお気楽がすぎる。例えば「憲法護持のための投票行動」だとか、「安倍政治にブレーキを」だとか、「自民党にお灸をすえる」だとか。自民党のためだとか野党のためだとかましてや憲法のために投票をするわけではない。僕は自分のために投票をするだけ。自分が理想とするものを得るための投票。安倍政権は彼らの理想を明確にイメージしているからこそ強いのだから、それよりも明確な理想を見いだすことにしか未来はないと考えるのだが。

 

7/8

最近深夜労働が多くて睡眠のリズムが狂ってきた。ジャック・リヴェットの『パリはわれらのもの』をついにスクリーンで見ることができた。デジタルだが。リヴェットの映画に対して抱く軽やかさとはまったく違う陰惨な話だった。

 

7/7

仕事が暇だが金がない。この二ヶ月ほどの間に使いすぎた。なのであまり映画を見ずにウィンブルドンばかり見ている。ハリウッドのセレブがたくさん来ている。

 

7/6

作家なら作品を作るツールにもこだわるべしという話を聞いた。それは確かにその通りだと思う。例えば一時期多かったCanon 5D Mk2で撮影された映画なんて、道具そのままの力で撮影されたようなものばかりだったし、それはもう誰かが作った映像というよりもカメラが、もっと言えばCanonが撮った映画だと言ってもいいんじゃないかとさえ思えるものだった。
そうなんだけど、だからといってじゃあカメラを自作したり、編集するパソコンも組み立ててソフトも自分で作ったらクリエイティブなのかと言うと、それはそうでもないような気がする。カメラもソフトもパソコンも何かをするための道具でしかないし、その道具はそれがないとできないというよりも便利にしたり効率的にしたりするものなわけで。特にソフトはその面が大きい。カメラはそのカメラやレンズじゃないと撮れないというものはある。でもパソコンは組み立てとmacの違いなんて別にない。パソコンなんて基本的には計算機でしかないから、その計算が速いか遅いかとか、計算の出力がどういう形でできるかなんてのもお金でどうにでもできることだし、組み立ての方がいろいろ安くすむというだけで。。。お金があれば解決できるものに知恵を絞ってお金をかけずに実現することは面白いし仕事にとっては十分創造的な行為だけど、それが芸術的なものかというとそうは思わない。プログラミングはときに芸術的な行為となりえるけれどそれはまた別の問題。

 

7/5

ヨハン・ルーフ特集@同志社、まとめて見れたことでヨハンがどういう作り手なのか見えてきた気がした。コンセプトが立った構造的な映画がほとんどで、一本の映画を成立させるルールをもうけることが不自由になることなく、観客の思考に自由を与える。ルールがありながら自由を得られる理由として、映画を作るときに出てきたアイデアそのものを作為を盛り込まないままに実行しているところにあるように思えた。それはそのアイデアが面白いか面白くないのかということさえも無関係に、アイデアが産まれた瞬間に自然発生した好奇心を原動力にすることで獲得された自由と言ってもいいだろうか。そしてなによりその自由を産んだ好奇心の中にはユーモアと批評性が盛り込まれていることも大きな魅力だと思う。上映後の打ち上げでヒッチコックの話を少しだけした。
そういえばトークのときにも話してたけど、星が出てくる映画を探しているそうで、もし何か思いついたらこちらまで連絡もらえたらヨハンに伝えます。僕はぱっと思いついた川島雄三の『わが町』を伝えておきました。
で、大阪に帰ってから深夜に牧野さんと梅田までサイクリングをした。なかなか不思議な時間だった。

 

7/4

錦織対チリッチ戦、観ていてとても痛々しいものだった。試合内容はひどいものだったけれど、途中から眼が離せなくなっていた。なぜこんなにも力を出せない状況で試合を始めたのか、なぜ途中で棄権しないのか、なぜ審判に心配されドクターを呼ばれてもなお試合を続けるのか、いろいろなことを考えさせられた。
結果論ではあるが、相手はチリッチだし試合前に棄権を判断するのがもっとも合理的な判断だっただろう。ドクターを呼ばれても棄権をしなかったのは非合理的な判断だったと思う。最近のフェデラーやナダルは棄権や大会への参加見送りが多いけど、少なくともフェデラーはグランドスラムで最高の成績を残すということにフォーカスしているようだし、そのことを考えると今回すでに8強入りを決めているわけで、それはとても合理的な判断だと思う。が、何もテニスを観るということは合理的な判断の上の合理的な勝利だけを観たいわけではない。今回のような非合理的な判断の奥にある錦織の感情、負けたくないという渇望を見たいのだし、その感情が彼をまた強くするのだと思う。

 

7/3

オリンピックの壮行会みたいなやつでレスリングの吉田沙保里選手が自身の意気込みを語る中で「前人未踏の4連覇」という言葉を使っていた。こういうことを自ら言うところがいかにも吉田沙保里らしい。この人はカメラを向けられると、そのカメラマンやディレクターが求めるものに従順に返そうとする人のように思う。
一方、この日のウィンブルドンでの勝利でグランドスラム通算300勝だったのだが、セレナ自身は言われて気づいたらしい。この人は大会で決められた試合後の会見も機嫌が悪いと途中で抜け出し罰金を払わされている。

 

7/2

今年の星空は8/2.3予定。今年のカレーオリンピックは7/14予定。

 

7/1

ファーストデーだし楽日だしということで是枝作品を見に行こうと思ったが朝のバタバタで行けず。どこかで拾えるといいのだけど。
髪切って夏前にさっぱりした。