2017年7月


7/20

『ありがとう、トニ・エルドマン』をやっと見た。なかなか良かった。
基本的には仕事に終われる現代人に対して「あなたそれで幸せなの?」と挑発しつつ批判するような内容で、その対に来るのが人との関わりだったりユーモアだったりしてこれ自体に真新しさは全くないんだけれど、それを凡庸な説教に陥ることなく「ユーモアなしに生きてどうする」ということをユーモアで描いていてなかなかすごい。なんてことない人生のささやかな時間を描いた映画のようでありながら、いま思い出してもはっと驚いて緊張しまうような瞬間が何度かあり、ユーモアというものを人と人とのふんわりやんわりしたもの「だけ」として描いていないのも良い。

 

7/19

みっともない大人が多い。

 

7/18

なんと、このサイトがマルウェアにやられた。ひとまず対策はとったが面倒なものであればまたやられるかもしれない。とても恥ずかしいことなので書くのもあれだけど書かないのも無責任なので書くわけですが、ページを開いた時にマックキーパーみたいなサイトに勝手に飛んでしまうというもの。もし今後同じようなことがあっても変に進めないようにしてください。しばらくはこちらも監視します。

 

7/17

Amazonプライムビデオに「キャプテン」のアニメ(リメイクの方ではない)があった!素晴らしい!!

 

7/16

子どもを預けて神戸をぶらぶらした。jam jamの上のとんかつ屋に久しぶりに行ったら、かつくらに慣れた舌には肉の旨味が強く感じられてうまかった。それにしても暑かった。やっぱ港町だからムッとするのかな。
ウィンブルドンでフェデラーが優勝して、優勝カップを手にした時に服を白で統一する理由がわかった気がした。緑の芝に白い服で、ラインパーソンも水色と白、ボールパーソンなどその他の色も深い緑と深い紫で色を極力抑えたことによって最後に出てくる優勝カップの金色がとても映えていた。王者を讃える色。今年はブラッドリー・クーパーとエディ・レッドメインとアンドリュー・ガーフィールドとヒュー・グラントがいた。

 

7/15

子どもをずっと抱っこするのは辛いのでなんとか楽をしたいという一心で抱っこしたまま仰向けに寝て子どもを胸の上でうつ伏せにしてみたら案外悪くないらしく寝てくれた。うつ伏せにするのはそれはそれで神経使うけど、腕は楽。
天才!志村どうぶつ園が、ここんところ保護犬のことばかり放送してていい。動物のかわいい部分をネタにする番組はかわいいところを三割放送したら残りは動物扱う厳しさについて説教をしたらいいと思う。

 

7/14

キーマカレーver1.2として玉ねぎを少し増やしてセロリも入れてみたら、想定以上に味が変わって前回の方が美味しかったなと思ったのだけど、米と一緒に食べるとこれはこれでうまかった。どう転んでもうまいというところまで仕上がってるということなのかも。

 

7/13

優秀な外人が日本で起業して勤勉な日本人を働かせて金儲けをするという話を聞いてから、そのことが常にアタマの隅にある。逆植民地。

 

7/12

ドラッグストアに行ったら女装をしたおっさんがいた。見るからにおっさんで、もっとおっさんを消す努力しろよと思った。そのおっさんと目があった時、申し訳ないが醜かったので嫌悪の眼差しを向けていたと思う。でもおっさんからしたら汚いものを見るような目を向けられたと差別を受けたように感じたかもしれない。言い訳するわけじゃないが化粧品のエリアで口紅を直してたのでテスターでやってるように見えたのが気味悪かったというのもある。実際にはテスターじゃなかったかもしれないがじっくり見たわけじゃないのでよくわからない。
このおっさんは女装癖があるというだけでなく、おっさんの気配を消さずに女装するのが趣味なのかもしれない。あるいは単純にこのおっさんがおっさんのまま女装している状態を美しいと思っているのかも。それは趣味だから好きにしたらいいと思うし、そんなことするなとは言わないし思わない。でも多分また街で見かけたら醜いものを見る目で見てしまうだろう。そういう自分に気づくのは悲しい。

 

7/11

4月ごろから右肩が痛くて腕が上がらない。子どもが生まれて抱っこをするようになったから、その影響で身体を変な使い方して痛めているのかなと思っていたのだが、そういえばその頃から引越しの準備を始めたことを思い出して、その時に痛めたのが今も尾を引いてるのかもと思って病院に行くことにした。素人ながらにネットで調べたら腱板損傷かもしれないと思って極力肩に負担をかけないように腕を骨折した時みたいに吊ったりして、子どもを抱く時も肩に気を使ったりしつつ、その上で近所の病院に行って見たら「五十肩」と言われた。でもいかにもな感じの患者に説教するような爺さん先生だし、本当は腱板損傷なんじゃないかと思ってる。この心境は陰謀論を信じるそれと近いもののような気がする。

 

7/10

ニコラス・ケイジ主演ということで『ドッグ・イート・ドッグ』を見に行った。なんだったんだろこれ。どこに向かおうとしてるのかわからない映画というのはよくあるけど、これは行くべき場所をそもそも持たない映画だったんじゃないか。

 

7/9

今年のカレーオリンピックはキーマカレーで参戦予定。あとはピクルスとタンドリーチキンとサラダかな。参戦お待ちしとります。

 

7/8

今年のEXPは特別な作品を上映できるかもしれない。11月アタマです。

 

7/7

錦織の試合が面白くない。本人にとっても苦しい時期だとは思うけど、勝利や強さへのもっと決定的な渇望が必要なんじゃないか。まだこれからも試合を見るし応援もするけれど、これが限界なのかもしれない。

 

7/6

『20センチュリー・ウーマン』を見た。複数の女性のそれぞれの世代の生き方考え方も見えてくるし、その周りにいる男は彼女たちを描くためのコマになることもなく、彼ら彼女らは一人一人の個人として何かを表象するために振舞うことはない。良い映画ではあるんだけど、どうも物足らないのはショットが弱いからなのかな。丁寧に撮ってるけど、カメラを向けた外側に世界が広がっている感覚が薄い。

 

7/5

『パリ18区、夜』をついに見ることができた。しかし見ることができたと言う喜び以上に、映画は見たいと思っている時に見れるのがやはり理想的なことだなということを考えた。

 

7/4

仕事。

 

7/3

映画行くかと思いつつウィンブルドン初日なので結局何も見なかった。晩ごはんは家焼肉。家で焼肉なんて食べたのいったいいつ以来だろう。なんとも幸福な食事でありました。

 

7/2

子どもをスローモーションで撮ったら一瞬一瞬の表情の変化が見えて面白いかなと思ってカメラを向けてみたらくしゃみをして思ってたのと全然違う面白い動画が撮れた。

 

7/1

ファーストデーだからといって特に映画を見ることもなく。
子どもがだいぶ笑うようになってきた。赤ちゃんは生まれた時から笑顔にはなるけれど筋肉の緩みによるものらしく、3ヶ月ごろにあやすと笑うようになるらしい。