EXP2014 Experimental Film Projection Tour / 実験映画上映ツアー

イントロダクション

映画作家・牧野貴とともに西日本を巡った「EXP/牧野貴」から一年。今年は更に規模を拡大させ、+プログラム、牧野貴、葉山嶺の上映と、ひときわ色を深めたラインナップとなっている。
+(plus)とは、牧野らが自らの作家活動を通じて出会う世界の優れた作品を日本にも紹介する機会を作りたいという思いから、2009年より活動している上映団体である。今回の+プログラムでは、2014年、世界で活躍する最先鋭の作家たちの作品を紹介する。

+でも活動する葉山は、都市と自然の境界を観察した『EMBLEM』、作家ホーソーンの短編小説の解釈を描いた新作『THE FOCUS』の二作品を上映。

牧野は、上映ごとに姿を変えるライヴパフォーマンスで、今年も世界中で上映されてきた『Space Noise 3D』。また、西日本初上映となる最新作『Phantom Nebula』をツアー最終日に上映する。

世界の映画の最先端をまとめて見るまたとない機会になるだろう。刻一刻と変幻する映画の形を目撃し、思考が解きほぐされるのを実感してほしい。


映画が、日常を溶解する。

メインイメージ