2015年9月


9/30

住野君が『Ghost of OT301』についての批評を書いてくれました。
少し長めで言葉も難しいので読むのに2時間くらいかかりましたが、言葉から次の言葉が頭に浮かび続けるよい批評です。
http://doom-insight.net/archives/762

 

9/29

日曜日の上映の準備でシネヌーヴォへ。上映中の事務所にお邪魔したら、映写室から映写機の音が聞こえて来た。映写機の音なんて聞いたのいつ以来だろうか。
肝心の映写チェックは僕が持って行くべきケーブルを間違えていて、あわや別日にやり直しかと思ったがなんとかなった。牧野さんの映画はいろいろと普通じゃないので(例えばブルーレイでは圧縮がかかりすぎて上映に耐えられないとか)、事前の確認を丁寧にしておかないと大変なことになる。しかし今回は抜群の環境で観れるから本当に素晴らしい上映になると思う。

 

9/28

長崎出身の福山雅治が結婚。福山出身の長崎は金欠です。

 

9/27

久保田利伸のライブに行った。非常にファンキーでよろしい。

 

9/26

ようやく時間ができたので昼からチラシを配りに。チラシを受け取っていながらこれまでまったく行けてなかった。もしこの企画を知ってたら行ってたであろう人にこの企画の存在が届いていないとしたらかなりの責任が僕にあるよな、とは思うが、しかしこればかりはどうしようもない。これを諦めのようなものとしてネガティブに受け取られても困るけど、牧野さんの映画を上映する上での「出来る限り多くの人に牧野さんの作品を届ける」という目標をいかにして達成するかという点では、これはまったくネガティブなものではない。こういうの、なかなか伝わらないかもしれないけど。
三田村さんと一緒に駒鳥文庫に向かう途中、近くに着いたタイミングでお腹空いたし飯でも食うかと一服してから駒鳥文庫に向かったのだが、なんと土曜日なのに閉まっていた。書き置きによるとどうやら僕らが飯屋に入った直後に閉まったらしい。先に駒鳥文庫に行っていればよかったんだが、これは縁としか言いようがないよなと苦笑いしながら帰った。

長崎

 

9/25

この半月かかりきりだった仕事が一段落した。疲れた。やっと時間ができる。晩飯に大戸屋に行ってみたけど、なにがやよい軒より良いのかわからなかった。

長崎

 

9/24

意味不明なエラーに遭遇し久しぶりに数時間はまってしまった。SSLでwordpress構築するときにwordpressが書き出すURLがhttps://ではなくhttp://になってしまうというもの。原因はSNI SSLによるものだった。このやり方でなんとか問題は解消できたけど、こういうのは精神的にとても疲れる。

長崎

 

9/23

この連休はほとんど仕事だった。腰と背中が凝っている。疲れた。

長崎

 

9/22

きんたまが伊勢で買って来たカマスの干物を食べた。フライパンで焼いてくださいという説明書がついてて、最近フライパンをティファールに変えたところで、フライパンで焼くと空焚きみたいになるから嫌だなと思いながら(ティファールの説明書には空焚きはするなと書いてあった)、やはりうまいもんを食いたいのでフライパンで魚を焼いた。案外うまく焼けた。カマス自体がうまかった。うまいもん食うためにも悩みはつきない。

長崎

 

9/21

『ピクセル』を観た。アダム・サンドラーを観れるというだけでも十分なのに、ミシェル・モナハンまで出てるという個人的にはそれだけで大満足な映画で、あとはジョシュ・ギャッドのイカレっぷりがなかなか乱暴だったのとセレナ・ウィリアムズが試合以外でのマジ「カモーン!」を使ってるのを見れたのでそれ以上特に言う事ないかな。
映画を観る前に王将でさっと晩飯食ったんだけど、そのとき食べた油淋鶏がナッツが乗ってるみたいになってて、油淋鶏ってこんなんだっけなと食べてたら、これナッツじゃなくてニンニクをみじん切りしたヤツやって気づいて、これ作った人が焦って間違ったんやろか、いやでもひょっとしてここの王将は油淋鶏に生のニンニクきざんだのをかけてるんかもしれん、いやそんなわけあるかと無意味な思考をしてしまった。一日ニンニク臭くなった。

長崎

 

9/20

『ナイトクローラー』を観た。『ゾディアック』のときにも増してねちっこさのあるジェイク・ギレンホール(ルー大柴に似ていた)がさらりとろくでもないことをやってしまうのを傍観するしかないろくでなし映画だった。それでもラスト、ディレクターの女と何かが理解し合った瞬間には何か神々しくもおぞましい瞬間が首をもたげたように思う。

長崎

 

9/19

お隣が引っ越してきた。仕事が少し落ち着いて来た(といってもまだまだあるんだけど)。久しぶりにご飯を作った。ルーで作るカレー。まぁぼちぼち。らっきょう食べるの忘れてた。

長崎

 

9/18

国会を見ていると、どうしてこうもお互いに言葉がすれ違うだけなのかと、そもそもこの場が存在する意味がないじゃないかととても残念な気持ちになった。反対派が語る正論らしきこと(例えばこの間SEALDsの人が委員会で言ってたこともものすごくまともなことだと思う)がどうしてこうも通じず薄ら笑いを浮かべられないといけないのか。また経団連とアメリカの犬野郎である(?)与党の言うことなど聴くまでもない(実際に聴いてもこれまでと同じ言葉の繰り返しだとしても)となるのか。こんな「聞く耳を持たない」状態になってしまってはどんな関係性も成立しないから、そうならないようにすることがまず何より必要なことじゃないのか。どちらも「聞く耳を持たない」のに、どうして言葉が届くだろう。

長崎

 

9/17

自分が納得出来ないことにぶつかったときどうするか。昨日の授業での話とか、そのあとみんなで飯食ってたときに話した福井さんのバイト先のいざこざの話とか、安保とか、どれも同じ話をしていたように思う。
何か問題があるなら、その近くにいる人、その問題と向き合う責任のある人は解決しないといけない。さらには問題になる前に火種は消せる方が良い。例えば真面目に声優になろうとがんばっている人たちにとって、ぽっと出のタレントに吹き替えの主役を奪われるなんてのはやはりおかしい。だからそうならないように自身を磨くなどして対処するしかない。結局は声優に魅力がないから今のようになっているのだから。
真っ向からぶつかってお互いに相容れず問題も解決しないままに終わるのなんて話にならない。自分の目の前に置かれている現在を良くするには何が出来るのか、そのことにフォーカスするのは案外難しいらしい。

長崎

 

9/16

久しぶりの声優科の授業。一年生はこちらが驚くほど沢山映画を観に行っている。それも若い子が喜んでみるようなものだけじゃなく、なかなか意識的にいろんな作品を見ている様子。
みんなで映画を観たあとに帰ってくる意見もなかなか面白い。しっかりと画面を見て、自分が感じたものを掴んでいる。それが一番大切なことだということは伝わっているように思う。
二年生には話の流れの中で声優にとってのリアリティについての話が出来た。どうして『モンスターズ・インク』の吹き替えは石塚と田中なのかという問題について真剣に向き合わないと彼らの仕事は無くなるばかりだし、次の表現はそういうところから生まれるのだと思う。

長崎

 

9/15

あともう二週間と少しでイベントになる。
http://doom-insight.net/exp/
二週間後どうなっているかなんてよくわからないが、同時に半年後のこと、来年のこともすでに意識にある。
牧野さんの映画がすんなり伝わって広がる、そういうことが起こると期待することなく、粛々と何年でも上映し続ける。そういう意識をみんな基礎としながらやっている。粛々と。

長崎

 

9/14

ミア・ハンセン=ラブの新作『EDEN』を観た。
DJがフロアでレコードをかけ、次から次へと曲をつないでいくように、主人公も様々な場所を移り、友人や恋人とすれ違う。DJとしての浮き沈みどちらもを経験するが、そうした小さな出来事のドラマ自体にフォーカスするのではなく、その浮き沈みの間にある時間を、曲と曲とが混じり合うクロスフェードの時間として描いている。だからどのシーンが良かったかということよりも、主人公の過ごした小さな時間の集合として見ることになるのだが、ラストに語られる詩がすべてを語りすぎていて、もしも僕がこの映画から感じたことがあの詩とイコールで結ばれるようなもので、それが作り手としても意図するところだったとしたら、僕はこの映画を見なくてもよかったんだろうと思う。
フェデラーが負けた。しかし本当に強かった。ジョコビッチも強かった。二人の強さに試合中何度も胸が震えた。素晴らしい試合だった。

長崎

 

9/13

相変わらず暇がないが、久しぶりに上田さんと長電話をした。上田さんも相当忙しいらしい。そういえばあの人ミックス作ってないな。
朝が寒くなって来た。

長崎

 

9/12

フェデラーのリターンがヤバい。全米がはじまる直前くらいだったか、リターンで前に出てたのは覚えていて、でもぼんやりと見ていたから今のはセカンドだから前に出たのかなくらいに思っていたのだけど、どうやら意識的に狙ってサービスをライジングで返しているらしく、フェデラー陣営はこのリターンのことをSABR(セイバー)と呼んでいるとのこと。
おそらくサービスがワイドには来ないと読んで前に出ているんだとは思うけど、そもそもの反射神経とライジングでサービスを返す絶妙なボールタッチのどちらも図抜けてないと絶対無理だと思う。これ、来シーズンは何人か挑戦する選手が出て来るだろうし、今後のプレースタイルにも大きく影響するんじゃないか。
フェデラーのプレーはほれぼれするほどかっこいいので、当然決勝はフェデラーを応援します。でもその前にこれから女子の決勝。

長崎

 

9/11

最近は昼飯に納豆キムチ卵かけごはんを食べている。すぐ出来るしうまいし栄養もそれなりにありそうだしいろんな意味で完全食なんじゃないかと思う。

長崎

 

9/10

夏の間はアイスコーヒーばかり飲んでいて、どうしても深い煎りの豆ばかり使っていたので、ちょっと酸味が欲しくなって来たということで思い切ってケニアにしてみたらこれがトマトジュースみたいな味の豆だった。
この酸味系、フルーティー系のコーヒー、この間東京に行ったときに岸野さんと行った代々木のコーヒー店(どうやら人気店らしく、昼過ぎなのに人がたくさんいた)でも出されたし、しかもそのときはエアロプレスで出してくれたからよりフルーティー感の強いものが出されてたんだけども、どうにも苦手。酸味のないコーヒーはおいしくないけど、苦みと酸味のバランスが欲しい。

長崎

 

9/9

シリアの難民問題についてチリやオーストラリアが受け入れを表明したというニュースを見て、安保法案のことで安倍政権が使っている「積極的平和主義」という言葉は、軍事介入によって平和をもたらすということだけでなく、難民を受け入れるという形での積極的平和主義というものもあるのではないかと思った。

長崎

 

9/8

本日も一日中働きっぱなし。20日くらいまでしばらくずっとこんな調子かもしれない。
マイナンバー制度を持って買い物すると消費税分から最大4000円分還付されるというニュースを見て、なんでそんなツタヤみたいなことをせないかんのだとばかばかしい気持ちになった。いっそこの制度もツタヤに任せたら今の内容よりも遥かにマシなものになるんじゃないかと思えて来た。情報漏洩への強度も含め。
全米もまったく見れてない。いつの間にかナダルもマレーも負けていた。。。ナダルー!!!

長崎

 

9/7

仕事が忙しくて一日中仕事しかしてない。晩ご飯は卵かけご飯だった。ヒルナンデスかなんかでやってた卵かけご飯を白身と黄身にわけてご飯に移す食べ方してみたらめんどくさいだけだったけど、ショウガを入れるのは悪くないと思った。
元バウスシアタースタッフの井手さんが出したアルバムがすごくいい。
井手健介と母船
仕事しながら聴きまくって、耳にこびりついてしまった。いろんなものを失くした人の音だった。

長崎

 

9/6

ようやくEXPのホームページを公開した。
http://doom-insight.net/exp/
牧野さんの作品集発売のリリースツアーであり、新作を持ってのツアーでもあり。
新作「cinéma concret」はまだ海外の映画祭でも発表をしていない出来たばかりの新作。
牧野さんの映画作りの方法論とミュージックコンクレートの方法論の相似ということがタイトルからも読み取れるように、牧野さんの映画がどのようなものなのかがより明確に見えてくる作品になっている。本来的なミュージックコンクレートが「具体的な音像から抽象的な音楽を作る」ように、牧野さんは「具体的なイメージから抽象的な映画を作る」わけだけど、これまでの作品よりも「cinéma concret」がより明確に現しているのは、抽象へと至ったイメージたちがその抽象性を手に入れたまま具体的なイメージへと戻って行くような、ある方向へと加速して行くだけではない解放と収束を兼ね備えた作品になっているように思える。
これまでの集大成とも言えるようなスケールを持った作品に仕上がっているので、ぜひとも駆けつけてもらいたい。

長崎

 

9/5

今日一日、いったい何をしたのかろくに思い出せない。ひょっとしたら仕事しかしてないのかもしれない。
晩ご飯はシンプルなパスタを作った。トマトソースとパスタをからめただけのシンプルなもの。この本を参考に作るようにしてからパスタが劇的にうまくなった。

長崎

 

9/4

みたむーにEXPのチラシを預けに服部へ。久しぶりに数時間ほど喋ってから帰りに一笑庵で蕎麦をいただく。
年々蕎麦がうまいと思うようになってきているのだけど、しかし蕎麦という食べ物は何がどううまいのかなかなか言葉にしづらいものがある。うどんならコシとか食感はわかりやすいし、ラーメンはスープありきだし。蕎麦の香りも蕎麦茶やそば湯の方が強いくらいだしなぁ。のどごしがいい、というのは確かにあるんだが、しかしのどごしがうまさなのだと言い切れるほどには蕎麦のことがまだ良くわかっていない。蕎麦のうまさというのは外人に伝わるものなんだろうか。

長崎

 

9/3

晩飯を外で食おうと江坂に原付で出て、何にしようか考えながら結局ありきたりな定食屋にして、腹もふくれたし帰るかとバイクを駐輪場から出そうとすると、チェーン式のロックを解除するための機械が壊れていてバイクを出せず担当者が来るまで時間をつぶすことになった。結局スタバで30分ほど本を読んで過ごしたのだけど、この数日ものすごく勢いをつけて頭を働かせていたからかなんとも気分が優れなかったものがリセット出来た気がした。アクシデントではあっても、結果的に気分を切り替えるにはとても良かったように思う。
西岡選手の二戦目は見ていておもわず応援したくなるような西岡選手の姿はなくとても苦しんでいて、それはこちらまで苦しくなるほどの痛みをもったプレーだった。試合を通して自信を掴むことがなかなかできずとてもつらい試合だったと思うけれど、この試合を今後に生かしてくれることを期待したい。

長崎

 

9/2

いくつか同時並行に進めていた仕事が急に同じタイミングに駆け込んでしまっててんやわんやの一日。猫の手どころか猫を借りたいくらいだったけどなんとか山は過ぎた気がする。でも気を抜くと近々来るであろう次の山が大変なことになるので善処せねば。
ということでとても映画もテニスも見ている暇がない。と言いながら昨日の西岡選手の試合は第四セットまで見た。プレーの端々に若さが見えたからというだけでなくプレーそのものを面白く見れた。
明日にはEXPのホームページが公開できるはず。

長崎

 

9/1

全米初日の錦織戦を第三セットまで見て、これなら勝っただろうと寝たら負けてた。直前のロジャースカップでのマレー戦での負け方がとても気持ちが悪かったので(足の不調があったようだが)、ちょっと気になる。ジャパンオープンでは復調していてほしいが。。。
仕事がかなり忙しくろくに飯も作ってないが、そんな中玄米に虫がついてしまい、その駆除に追われた。とても小さな虫で間違って食べても気づかなそうではあるが、玄米を入れてる袋から出て来るのが何より気味が悪いので必死で駆除した。袋に残っていた米を全部精米したらかなりの量になったけど、なんとか虫の脅威からは逃れた模様。とても辛い一日だった。

長崎