あとだし

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5月21日に300年に一度の金環日食がみれるという。
その日が近づくにつれ、世間では日食メガネが売り切れていますというニュースが飛び交っていたけれど、この間みたとき紀伊国屋の店頭では宇宙兄弟の日食メガネがたくさん並んでいたので、まぁ売り切れることはないだろうと思っていた。


そして前日、20時半。宇宙兄弟の日食メガネで金環日食をみたかったけれど、日食さえみれたらいいやとあきらめて夜勤の休憩時間にツタヤやコンビニに行ってみたのだが、果たして日食メガネはどこもここも売り切れていたのだった。またニュースが煽ってるよ、と思っていたけれど本当に売り切れていたんだね。薄目でみることにした。
夜勤が終わって朝5時半に家に帰って、ふとんに転がってテレビをつけると、どのチャンネルも金環日食のカウントダウンが表示されていた。あー、あと2時間くらいか~。と思って気づけばもう9時半で世紀の天体ショーはすでに終わっていた。

300年に一度の日食。みれんかった。300年に1度なのに…。
それから寝直そうと思ったけれど、悔しくて寝れなかった。

日食を気にしながら、なんの準備もせず、直前まで起きていたにも関わらず、肝心なところで寝てしまう。私という人間は元来そういうものなのだなぁと、この出来事を振り返ってつくづく確信した。

そして、翌日職場のみんなに「見てないの?!寝てたの??笑」などといわれるだろうと思ってそのことを話したところ、誰一人として見た者はおらず、そもそも興味がない。と皆口を揃えて日食を一蹴したのであった。

自分の関心ごとなんて、他の人にはどうでもよいことなんだなぁと改めて思った。日食はみんな見たいと思っていると思っていた。あとでニュースでみた小学生などは、インタヴューを受けて「この時代に生きていてよかったと思います」などと言っていたので、同じ時代に生きているのに…と思ったりした。
けれど、日食に興味のないものばかりの職場にいると、そんなにたいしたことではないのかも…。と思えてきたのも事実。

6月6日、400年に一度の金星の太陽面通過。
21日からだいぶ期間があいていたのに、またメガネを用意していなかった。
当日。観測できる時間は長いと思ってのんびりしていたらお昼に。薄目で太陽をみあげたら目が焼けるかと思った。これは無理や!と思って写真のフィルムを取りに家に入ってもう一度外に出たところ、家の前に住むじいさんが日食メガネをかけて空を見上げていたのである。
メガネをはずしたじいさんと目があった。
「あかん。全然見えへん。ただの丸や。みてみるか?」
ほい、と日食メガネを貸してくれた。
「ありがとうございます」
といって、日食メガネで見た太陽は確かに丸く、だけどよく見ると右上はじっこに黒いちっこい点が見えたのだった。
ここらへんに見えますよとじいさんに言ってメガネを返すと、じいさんはまた空をみて「ほうほう、ほんにそう言われたらそうかもしれんなぁ。こりゃ、もう気のもんや!ひひひ」と言い、家にひっこんでしまった。
「気のもん…」そうかもしれん。

10秒ほど、金星が太陽面を通過していたのをみれた。
400年に一度。ちょっとうれしかった。

つねづね天体に興味を持って生活してないので、400年に一度の出来事もちょっとうれしかったぐらいでした。
人のそういう感覚はひとそれぞれだなと改めて思い、職場に言って、金星は見れた!誰かみた?と一応言ってみたけれど、またこれもだれも見た者はなく「良かったやん!」と言われ終わった。

日食も、金星の太陽面通過も全部終わったあとに届いた宇宙兄弟の日食メガネでいつもの太陽を見た。
すんごく、太陽がくっきり見えた。

 

というこのブログも2ヶ月程前に書いたのだけれど、あげ時を逃し、困っていましたが、一時の気の迷いであげました。
福井K.B.B.

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