Ground ZERO

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眠れぬ夜も毎日明けるものですが、

ごきげんいかが。 上田です。
さて、さてさて



関西での爆音映画祭が終わった。

これほどロングでイベントを開催したことも初めてであったので、まず無事成功したことを関係者やスタッフのみなさんに感謝したい。初めての会場である神戸アートビレッジセンターの盛況ぶりも、多くの観客の方の期待の現れであったように思う。開催当日までもあらゆるところで反応を聞いた。
早くから宣伝や準備をしてGW期間中にあれだけ賑やかにやれば、それはいろんなところで話題になる。
ここで僕はイベントの総括をしたいわけではないことを断っておきたい。
話したいことはあまりにも複雑で、しかしあまりにシンプルなことなのでなかなか伝わらない。
ずいぶんこれまで書くことを控えていたが、少し話してみたいともおもった。
ここ最近、遠巻きに「DOOM!ってのは何だ?」と噂されていることを人づてに聞かされる。
どういう文脈なのかはわからないが、よく聞くのだ。良い噂でも悪い噂でもざわざわされるだけマシで、いやでも彼らの耳に入ってくるということなのだろう。
それはもうやっている自分たちでもこんがらがるほど、ごちゃごちゃ絶え間なくイベントを仕掛けている。
爆音映画祭ほどだと規模が大きいが、そうでもないプライヴェートイベントに近いものもたくさんある。
こじんまりと無造作に人が集まって実験的なほどその場の空気で映画を批評することを試みる全員参加型のシネクラブ、映画との接点すらないただの音楽パーティー。
なにせ物事は人が集まってから考えよ、とばかりに傍からみれば軽薄で野蛮きわまりないような取り立てて相手にされないようなことをわざわざオープンにして開催したりしている。最初からよくわからないものを前提に律儀に告知したりフライヤーまで作成して展開することもある。
しかし、僕らは単刀直入にいえば、そういうことをやりたいのだ。
とるに足らないように思えることを時に猥雑に、真剣に、たのしくやりたい。
「動員」というものを不思議におもう。掴めぬもののようにおもう。
それは興行に限らない。
ひとがあることを行動すること、駆けつけること、関心興味が行動につながること。
ありとあらゆる瞬間に出向くか、出向かないかの決定がある。
どんなに理由があろうとも、どんな経緯があろうとも、なにを思ってようと僕は結果がすべてだと思っている。
結果というのは、どう実行したかなのだが、そのひとの関心が必ずしも体験につながるとはかぎらない。
たとえば、ひとがある作品に興味をもっても、その作品に触れるとこまでは遠い。かならずしも体験に至るわけではない。多くのひとはその間でゆらゆらと揺れている。完全に陸にいるわけでもなく足は半ば海水に浸かってはいるのだが、泳いだり浮かんだり波に乗るとこまではいかない。水温くらいはわかっても飛び込みはしない。
ハナから関心がなければそこまでだが、みんな関心はどこかあるのだ。
対象が人であっても尚更で、その人に興味があってもそうなかなか積極的に関われない。
でも、人生にはあらゆる瞬間にそのひとのその後を変える瞬間が潜んでいる。
それは具体的な人との出会いかもしれないし、作品との出会いかもしれない。
できればそういうチャンスやきっかけを自分たちで作ることができれば、おもしろいことが有機的になるかもしれない。ひとはそれほど理性的に操作的にものごとを切り開いていくことはできないし、仮にできたとしてもそれは案外閉じているかもしれないということ。盲目であるかもしれない。
抽象的だが僕はDOOM!という媒体を通してそういう取るに足らないつまらない空気をあらゆるチャンスにしていきたい。そう。グルーヴにする。
業界は業界であって、その事情とやらは根本的には僕らの信念や目的とは関係がない話だ。
日本で映画の業界なんてどれほどに小さいものか。それがすべてだと思っている人はいないと思うけどそこだけを見ていてもなんにもならない。人生にはもっと大切なものがいっぱいある。
食うことや生活はとても大事なことだけど、その安全を100%確保しているだけでは何も変わらない。
自分がどれほど安心しているか、どこに重心を置いて話しているかを見つめ直してもよいかもしれない。
生活の中からなにか無理をしないと繋がるものも繋がらないし、打開できるものも打開できない。
いろんな人と話をさせてもらっていても、

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