労働日記再開

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爆音GO WESTがついに終わりました。


初めての長期間のイベント、さらに会場も神戸と京都ということで、これまでとは違う体力が必要となりなかなか厳しいところもありましたが、主催側の私たちとしてもとても有意義な時間を過ごすことができました。お集まりいただいたみなさまにはなによりの感謝を。
神戸と京都の来場者数すべて合わせたらざっくり1400人くらいでしょうか。これだけの結果が残せたのも、今回は僕らだけでなく劇場側などみんなが宣伝に動けて、全体がうまく機能した結果だと思います。ただそれでも上映したものを考えると、もっと来てもらいたかったというのはあります。どれも本当に最高のものを上映していたので・・・。
とはいえ改めて、爆音GO WESTにご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
さて、しばらくブログをかけるような状態になかったのですが、イベントも終わったことなのでこれからはぼちぼち復活させます。
ここしばらくも相変わらず金はなく、とはいえ宣伝するにも金は必要で、日々あーだこーだと発狂しそうになりながら動いておりました。結果、さらに金がなくなってます。
そうこうして動いていると体を壊してしまうので、ちゃんとメシを食っておかないとと無理矢理食っていたわけですが、それでも会う人みんなに痩せたと言われるので体重を計ってみると重さ的には痩せてなどおらず、つまりはどうやらやつれていたようでした。やつれるだなんて、生きてきてはじめてです。悲しい。
そんなときに俺らにチラシ撒いてくれと言ってくる人もいたりして、金にもならずどんな映画かも知らずましてや面識もない初対面の人の映画にどうやったら関われるのかさっぱりわかりませんでしたが、たぶんみんなそんな感じで意味とか理屈とか道理とか魂胆とか人情とか合理非合理関係なく人にもの頼んだりするんだろうということはよくわかりました。
さらにその人の作品をサンプルDVDで見て感想を呟いたりしてくれと言われたので、俺らはDVDで映画を見ないし映画館で観られるように作られた作品はちゃんと映画館で観たいのでと断ったのだけど、どうして作り手にそんなこと伝えなきゃいけないんだと、立場逆だろと馬鹿らしい気持ちになりました。
映画にお客入れたいのは当然だし、必死にやらなきゃいかんわけでなにかと大変だろうけど、盛り上げて動員するために自分の作品を安売りしてしまう言葉と態度には悲しくなります。わざわざ俺らに会いたいとか作品観てほしいとメールしてくれた人なので、公開始まったら観に行こうかと思っていましたけど、一連のやりとりが虚しさを盛り上げるだけだったので結局観ませんでした。
そもそもその作品の公開時期は関西爆音とまるかぶり、お客を奪い合うことになるわけで。同じ日の同じ時間にあっちでもこっちでも映画が上映されててどっちも観て欲しいんですとか言ってもそんな言葉誰にも伝わらないと思います。
とにかく俺たちは宣伝という名のもとに、とにかく人が集まればいい、なんてことはまったく思わないわけです。作品のもつ本質を損なわず、それでもその作品が抱えるべきキャパシティをきちんと保たせたい。俺らがやってることってそれだけなんですけど。
今回の爆音、新聞に大きくとりあげられてみんな喜んでましたが、何がうれしいのかよくわかりませんでした。やっぱりその新聞って日頃からろくに原発のことも政治のことも取り上げないメディアだし、つまらないと思うから普段から読まないわけで、自分たちのことが記事になったときだけ喜ぶなんてそんなのウソじゃん。って、当たり前に思ってしまう。以前『サウダーヂ』の宣伝のことにつまらないと言ったのもそういうことで。
とはいえイベントの規模は大きくなるし、今の時点でその規模に見合った集客をしようと思うとマスコミ対応が必要なのも理解できる。それにそうした記事を書いてくれる人たちが悪いわけでもないし、書かせた人が悪いわけでもない。すべてが同じように最悪だからこうするしかない、というのもよくわかるから非難なんてできないけど、おれはこうしたことには自分の中で何一つとして納得できるものが生まれないから頼むことは出来ない。爆音のことより優先すべき記事があると思う。ほんとに。
自分たちのスケールとイベントの規模が合っていないというのはとても苦しい経験でした。
いつだったか、どこかの映画祭のプロデューサーの方と少しだけお話する機会があって、よくある映画を巡る状況と問題点を延々話されてて、そんなことは誰もがわかってることだから聞いてるのも馬鹿らしくなって「だから何かが悪いとかじゃなくて全部悪いんですよ」って言ったら「それを言ったら元も子もないじゃないですか!」と怒らせたことがあるけれど、でも俺らは始まった時から全部が悪いと思ってるからこうして全部を自分たちでやってるんです。映画を人に見せていく上で批評が必要なら批評を磨けばいい、チラシ作るのにデザイン力がいるならデザインの勉強すればいい。おいおい、規模が大きくなってメディアが必要になるならメディアの代わりになればいい。
ほんとにできるかなんてわかんないけど、それが俺たちのやり方です。
長崎

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