けっこう古い話:坂本龍一の爆音


4月に坂本龍一セレクトの爆音映画祭に行って来た。OLの仕事が始まって、飲食の2足のわらじでなんとかばったばったの日を過ごしていたけど、これだけは行きたくて東京に行って来た。

『地球に落ちて来た男』は地球に落ちて来た男の話なのだが、それ以上でもそれ以下でもなく、ただただ美しいデビッドボーイをねぶるようにみる時間が過ぎて行った。映画が終わって「いや〜良かったですね!」「やっぱりすっごく面白かったね〜」みたいな声がそこここで出ていて、話が進まなくて後半だれて長げーし、もっとカットしたやつだともっと面白かっただろうな思っていただけに驚いた。今回のやつはディレクターズカット版で公開当時は90分くらいの作品だったらしい。でも今上映できるものとしてはこのバージョンしかないという話を聞いて納得した。90分の方をみたい。デビッドボーイファンはもう何十回もあの『地球に落ちて来た男』をみていると言う話をきいてさらに驚き、それがディレクターズカット版だというのを聞いて驚いた。
『戦場のメリークリスマス』はやっぱり不思議な映画だった。一緒にみた高野さんと音楽が変わってるよねという話になった。教授のトークで、教授にとっての初めて作った映画音楽で、だいたい映画音楽って監督からこのように作ってくれとかいろいろと指示があるそうなのだが、「ピアノを使ってくれ」というだけであとは自由だったというの聞いて納得した。
映画音楽っぽくない感じ。戦場っぽくないかわいい感じがして、最後なんか気持ち的に全員子どもに戻るようなそんな感じだな〜と思った。
あとやっぱたけしはいい!
デビッドボーイとたけしは歯並びが似ているということを発見した。
たけしってなんであんないい顔できるんだろと思いながら高野さんちに帰った。